日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 8月25日 22時57分
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いよいよ毎日日記に終わりが見えてきた。
ちなみに9月も毎日とは行かないまでも中々な頻度で長い更新を続けていこうと思っている。
長文の投稿が続くことで「何?病んでる?大丈夫?」と友人はおろかちゃんみなのマネージャーにまで言われて普通に恥ずかしかったが、まぁちょっと事情があって…それはまた…トチ狂ってるわけではないのでご安心を。
言える範囲の理由を一つだけ言おう。
直接人と会う回数が減った分、オンラインでのコミュニケーションが増えた訳だが、確か序盤の日記でも書いていたけれど人間は目や口、表情から得られる情報があまりにも多いので(いいことだが)、文字のみで物事を人に伝える事や、自分に対して残しておく事に興味が湧いているからというのがある。
今までも「これは後日に読み返したらさぞ新鮮に感じるだろう」と思う特別な行程に自分がいる時にはよく日記を書いていたのだが、
二、三月辺りの、今考えても現実味の無い現実の中で文字に残しておかなかったことを少し後悔している。
このタイミングで取材を受けると、緊急事態宣言下での暮らしの話になることも少なくないのだが、一日、また一日と進むにつれて、たった半年前のことなのにその頃の自分の心情があまりリアルに感じなくなってきている自分を感じるからだ。
数々の震災や事件、ライブや音源、大きく心に作用した身の回りの全てが少しずつ自分の中から現実の事ではなくなっていく感覚は冷静に考えると少し怖い。
良くも悪くも毎日は進んでいくので、新しい毎日が少しでも向上する様に努力するのは美しい事だけれど、過ぎ去った日々の自分に思いを馳せる事は時にどんな創作物を読むよりも胸に刺さるはずだし、冷静に過去の自分と対峙する事は自ずと未来へのヒントになろう。
優れた偉人伝やドキュメントがあれだけ感情を移入させる力があるのだから、及ばずとも自分史ともなれば自分にとっては大切な足跡になる訳だし、あまり荒唐無稽なことでは無いと思う。
足跡、という意味では、リリースまでついに一ヶ月を切ったベストアルバムはそう言ったものの一つにはなるのであろう。
自身の昔の曲を大量に聴く経験は、追憶というよりも少し昔の自分の擬似体験に近く、当時の周辺環境や匂い、肌触りまで蘇る。
今日トレイラーを公開したShiawase feat. Honey Cは、2017年ごろL.A.でレコーディングした未発表曲であるので(ここまで未発表だった理由はまた…)
リリース前にその頃の日記でも読み返してみると、確かに蘇るものも感慨深さもある。
ただ、恥ずかしさも込み上げるのはなんなんだ。普通に恥ずかしいな日記って。それを公開してるんだからやはりトチ狂ってるのかもしれない。
まぁ、歌手など自分の日常や思念や思考を歌にして残してる時点でトチ狂ってるのかもしれないが(?)
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2020/8/25