日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 8月29日 21時59分
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燃え尽きた灰の様にシートに横たわる。ようやく落ち着いてきた心拍数が充足感や達成感を連れてくる。この感覚はやはり病みつきになる…生き甲斐と言ってもいいかもしれない。
正直言って満足に寝れたとは言えないコンディションのままだったのは、緊張の表れだろう。
"さすがオンラインライブに慣れてますね"とは言われるが、一発撮りの生放送という緊張感はやはりなかなか味わうものではないので、音が鳴るその直前は、笑顔とみぞおちが軽く引きつる。
いざ音が鳴ってからのノンストップの30分間は、ご覧頂いた通りだ。…ご覧頂けなかった方は、ご想像にお任せします。12曲もやっていたらしい!完全濃縮だね。
ただ、量ではなく、質を大事にしたかった。
7/19にせっかく素晴らしいオンラインライブを行えたという自負があったので、ギャラ返上スタイルでその時の機器を持ち込み臨んだのが今日のa-nationだった。
スタッフ達の中には、自分の話にノリノリで乗ってくれる方も、少し潜めた眉をゆっくりとほどきながら頷いた方も、リハーサルの段階から顔が強張っていた方もいるが、
本当に多大な負荷をかけていると思うし心からありがたいと感謝している。
最近のテーマは、
"クオリティファースト"
これに尽きると思っている。
本当に良いライブを見るのが好きなので、良いライブをやれないと音楽をやっている意味が自分にはないので、今現在手応えを持ったまま家に戻れている事は掛け替えの無い、幸せな事なのだと思う。
緊迫した空気には切り刻む様なフローが良く飛ぶし、
開放された空気には感情も音像も良く輝く。
演出はあくまで、それを目に見える形にするもの。
生のライブで聴覚を視覚が上回ってしまうのを好ましく思わない自分だが、
画面の向こうに届ける!という強い意志でライブを行うと視覚はどうしても大切になる。
実際に回数を重ねている内に、いつかこれを生で人々に見てもらいたいと強く思うようになった。
とりあえずは、ベストアルバムのリリースの9/23…そしてそれに伴う諸々の為に死力を尽くすが、
その向こう側にあるものも少しでも希望に満ちたものになっていれば、と切に願う。横たわったまま。…そう、昨日はお腹の下の方で、今日は上の方、みぞおちが痛い。明日はどこだ!(やめてくれ)
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2020/8/29