中本千尋のインスタグラム(chihiro_nakamoto) - 10月19日 15時51分


『器と旅する〜ベトナム編〜』
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最近出会ったベトナム食器
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作り手の体温が伝わってくるような。
使っていた人の温かみまで感じてくるような。
器の佇まいからその土地の特性や歴史を調べると、更にその情景が想像できてくる。
それが器の魅力だと思っています。

その中でも李朝時代の、器を重ねて焼いた跡の目跡や質感がたまらなくタイプ。
今回は通ずるロマンを感じる、ベトナムの器に触れてきました。
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東京でベトナムヴィンテージを感じることができる @333_store にて。

学芸大学駅から徒歩5分くらいのところにお店があります。

ベトナムヴィンテージの器から、オリジナルの器までセレクトされています!

ベトナム食器は大きく分けて2種類あるのだそう。
ベトナム北部ハノイ近辺で作られているバッチャン焼きと南部の旧ソンべ省で作られているソンべ焼き。
それぞれの背景からまた違った風合いが楽しめます。

■バッチャン焼き
中国から陶磁器技術が早い段階で伝わり、15世紀ごろから絵付け文化と共に栄えた焼き物です。
絵柄も多彩で竹、トンボ、金魚、菊、蓮など。
なんと伊万里焼の先輩にもあたります!
その当時から輸出も大変栄えていて日本にもその技術が伝わったのだそう。

藍色を使うことが多く単色でノスタルジックでシンプルなデザインが多いのが特徴です。

■ソンべ焼きは、
ベトナムの南部で作られている器。
フランスの植民地だったということもありヨーロッパを思わせる絵付けや華やかな柄、色のものが多いのも特徴。
また目跡も魅力の一つ。
どことなく懐かしさを感じながら異国の技術が相まったベトナムの器。

様々な国の骨董が流行っている中、私はベトナムヴィンテージの器に惹かれています。


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2023/10/19

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