モルのインスタグラム(m_scape) - 5月21日 19時59分

???
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先日のこと。
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今まで女の子がつく店に行ったことがないというと、友だちが
「何でも経験だよ。よし！連れてったる」
という流れになり人生初のキャバクラ？を体験することに。
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その前にご飯でもと居酒屋に向かうとなぜか２人ではなく３人で予約してあった。
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あれ？
と思いつつ個室に通されるとほどなくショーパン姿で美脚を惜しげもなく披露してくれてるお姉さんが友だちの横に座った。
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「こんにちわぁ♡」
と挨拶をかわすとすぐに２人でキャッキャしながらメニューを見てる。
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ははぁ、これが噂の同伴ってやつか。
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レトロな昭和を再現したような店内は趣があって見回すだけでも楽しい。
週末は予約しないと入れないというくらい人気店だそうだ。
こういう所で女性を楽しませるのも腕の見せ所なのかも。
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「カメラあるよね？店内でも撮ってくれば？」
『いいの？やたー٩(ˊᗜˋ*)و』
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と友人に言われるがままカメラを持って店内探索に乗り出したが、気づけば個室に２人きりという状況を巧みに作り出された。
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やるなあいつ( ｰ̀εｰ́ )
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帰るタイミングを間違えないよう、咳払いしながら席に戻ると
「どんなの撮れました？」
とお姉さんが斜向かいの席から聞いてきてくれる。
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ボクの撮ったものでも興味を持ってくれるのは嬉しかった。
この気遣い、やはりできる。
単なる脚がきれいなだけの女性じゃないらしい。
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ただ非常に残念ながら机がジャマしてボクの席からはその美脚が全く見えない。
机の上に脚を投げ出すくらいのさらなる気遣いが欲しかった。
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食事を終えて美脚...いや、お姉さんに先導されるようにお店に向かうと何人ものすれ違うお兄さんたちと挨拶をかわしていた。
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かなり顔が売れてる人らしい。
なぜかボクまで意気揚々と手を挙げて挨拶。
お兄さんたちガン無視。
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うん、わかってた。
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店内は間接照明がきいたおしゃれな空間で、ソファの座り心地もよく高級感に溢れていた。
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落ち着いた様子の親友をよそに、がっちがちに緊張するボク。
ワクワクよりも不安なドキドキのほうが優ってくる。
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飲む前から汗をかきながら待ってると着替えたお姉さんが目の前に現れた。
「モルさん、こーゆーの好きでしょ？」
と前スリットの入ったドレスを惜しげもなく見せてくれる。
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一気に汗がふきだした。
「ちょｗだいじょうぶ？」
と笑われながらツメシボを渡され、恥ずかしさをごまかすために注がれたそばからお酒飲んでたけど、お店にいる間中、緊張はとけなかった。
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「ここはまだ早かったかぁｗ」
店を出て友だちに爆笑されむくれてると
「次のお店はリラックスできるよ」
と２軒目に行くことに。
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表の看板のライトもまだついてない。
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「今日やってる？」とドアを開けるとママがカウンターで思いっきり伝票ひろげたままだった。
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いいね～この緩さ。
先ほどまでの緊張がウソのようにとれ
『奥いい？』
とみずから席を指定する傍若無人っぷり。
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どっかと腰を据えて友だちと対面でしゃべってると、横にまたもや別の刺客、いや美脚があらわれる。
美脚2と呼ぶことにした。
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「これ、友だちのモルさん♪」
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と紹介されると、すぐに打ち解けた雰囲気になる。
美脚2がかなり年下ということもあってかリラックスできた。
以前、友人からボクの話を聞いたことがあるということもあり、間接的にでも知ってるのが心強い。
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ここなら大丈夫かも♪
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すでに３軒目だったのでお酒もまわって饒舌になってたのか、恋愛観について語りあったり、テレビドラマのロケ地の話題でひとしきり盛り上がった。
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話してるとき、ふと思い出したので美脚2に聞いてみた。
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『１０回クイズって知ってる？』
「なんですかそれ？」
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これがジェネレーションギャップってやつか。
ちょっと凹む。
でも初めてならかなり楽しめるよねあれ。
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美脚2も、クイズという楽しそうな響きに食いついてきた。
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『じゃちょっとやってみよ』
「やるぅ♪」
『んっとね、じゃぁ【好き】って１０回言ってみて』
「【好き】ね。好き好き好き好き...好き！」
『ボクのことどう思う？』
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「ひざ？」
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#おまえぜってーこのクイズやったことあるだろ
#夜の蝶には勝てません
#ほろ苦いデビュー
#この日で美脚運使い果たした気がする
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