笹本玲奈のインスタグラム(renastagram07) - 6月21日 18時51分

父が天国へ旅立ってから4年が経ちました。
母も姉も私も、そしてきっと父自身も心の準備が全く出来ぬままの別れで、現実を受け止め難く、父は海外に単身赴任に行っただけでそのうち帰ってくると思う時が未だにありますが、
少しずつ父との思い出に浸れる時間も長くなってきた様にも思います。
父は急性骨髄性白血病で他界しましたが、4年前は70代以上の骨髄移植はほとんど行われておらず、最後の1年を輸血で生きていました。
輸血をする度に数値が安定し、明らかに見た目も元気になる父を見て、『誰かが分けてくれた血液でこんなに元気になるなんて！魔法の薬のようだ！このまま輸血だけで長生きできるんじゃない？！』と家族で大喜びしていました。（実際そうして長く生きていらっしゃる方もいるそうです）
父は様々な不幸が重なりその願いは叶いませんでしたが、名前も存在も知らない誰かが献血して下さったおかげで、父が少しでも長く家族と過ごせた事は事実で、
献血の尊さを改めて感じました。
私も少しでも力になりたく、自分の体調を1番に考えながらも献血は定期的に行っています。
父の命日と父の日が近く、正直なところ父の日を迎える度に悲しい気持ちになりますが、人の命の長さは誰にも分からないからこそ今に感謝して毎日を大切に生きようと思い出させてくれます。
我が子の表情に父の面影を見た日、生命は繋がっているんだ！と感動します。
私はどっちかというと母似ですが、姉は父寄りなので、姉のふとした表情にもあまりにそっくりで驚きます。
ライオンキングにも、お前の中に生きている！と出てきますね🦁
親を失った人達には、心に染みる言葉だと思います。
今夜は数ヶ月振りにライオンキング見ようと思います🦁

写真はイケメンすぎる父、今のわたしと同じ38歳の頃。

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