Boojilさんのインスタグラム写真 - (BoojilInstagram)「🌸先日、こどもの春休み期間に長野に移住した友達に会いに行った。高校時代から特別な仲のみっちゃん。 @v.mm_sewing   午前中、思い立って電話して「みっちゃん〜、春休みだから泊まりに行ってよかったりする?」  不眠11日目、初めて心療内科に行く途中、わたしのメンタルは動揺していて、多分あと何日か眠れなかったらピンチだったように思う。そんな時、センサーが働いたように、滅多に電話をしてこないみっちゃんが電話をくれたのだった。「いま、すぐに長野に来て!」バスを利用すれば夕方の便で長野までは行けた。薬に頼るより、わたしに頼って、この土地があなたを癒すよって。でもその日は冷静に病院にまずはお世話になり薬を処方いただいて家路についた。  母であるわたしが自分で精一杯になると、こどもたちのケアもなかなか上手にできない。春休みというのに、なんにもプラン立てしてあげられなかったわたしを、みっちゃんはその電話ですぐに迎えることを了承してくれた。  車で3時間ちょっと。東京の無機質なビル群を抜け長野に近づくとちらほら満開の桜の樹が目線の先に見える。透き通った水色の空、途中SAによるだけで、空気の良さに気づく。東京から田舎にくるといつも感じるのは、呼吸することがじわじわとどこかを埋めるように栄養になっていること。  わたしは夫とこどもたちを乗せ、ひとりで運転し彼女の家に到着。すっかりあたりは暗くなりはじめていて、お腹も空き始めた。  みっちゃんはわたしの高校時代からの親友で、この数年で自分が着たい服を作り始めたことをきっかけに、こだわりのリトアリアリネンだけを使用した、一度袖を通したら絶対ファンになる素敵なお洋服を作っている、自慢の友達だ。  ちょうど大阪での展示会前で慌ただしい時期だったはず。それなのに3食丁寧に食事を用意してくれた。長野の松川村に移住して1年。その土地でとれた野菜のうまさに感動した。ちゃちゃっと彼女は美味しい料理をつくる。彩りも綺麗で優しい優しい丁寧なごはんだった。愛が詰まってるごはんは特別美味しい。  みっちゃんの旦那の松本くんは朝から枝広いがてら山にいこぜ。と、わたしたちを散策に連れていってくれた。  「自然に囲まれた場所にいると、歩くたびに聞こえる落ち葉のカサカサという音とか、樹々が風に揺れるサワサワした音、鳥の声、目から耳、身体全体で感じる情報がたくさんある。だからいろんなこと忘れるだろ。心が豊かになるんだよ。余計なことは考えなくて良くなる。」  それは本当だった。人工的に作られた都市の公園は人の数もかなり多い。手付かずの自然に  囲まれる機会をそういえばしばらくとっていなかったように思う。  みっちゃん家に帰り、 相変わらず美味しい食事をいただいて、こどもを風呂に入れ、大人だけで話した。  "「back to the basic」基本に戻って良いグルーブ感じた方向に向かえよ。 過去にこだわるな、今、これからの未来を見て動け。"  精悍な顔つきでわたしに話す彼はなかなか眩しかった。彼も彼で移住前は大きな数字を動かす社長業をしていて、失敗も経験もして全部手放してここまでやってきた。相当な覚悟と勇気、そして希望があるはずだ。  こうして急な頼みにも嫌な顔ひとつせず、なんならに2泊していったらって。全部まとめてこうやって迎え入れてくれる友達がいることが本当にありがたい。  長野は桜が満開で、ただ散歩をしているだけで満ちている自分の内側に気づく。なにもしたくなるなるような感覚もあって、草の上でただ風にそよぐ樹々を眺めていた。  こどもは松ぼっくりや花びらを集めて、おままごとをし始める。わたしにお花でできたらスパゲッティをご馳走してくれた。  落ちていた棒を両手に持って、兄弟で戦いごっこが始まる。  ここには、こどもが大好きな、おもちゃやゲームはない。当たり前なんだけど、なんにもないっていいんだよねって。わかっているんだけど、最近そういう時間がちょっと足りてなかった。  わたしは絵描きで母で妻で女性だし、人間だけど、やっぱり動物なんだよね。  本来いた場所に還る時、嬉しいのはそういう野生の心がまだ自分の真ん中にあるからだと思う。  いろんな価値観に縛られて、しばらくがんじからめになっていたんだろう。母だから、家族だから、こうじゃなくっちゃって、頑張らなくちゃって、ずーっとずーっとやってきたけど、ここにきて学んだな。  頑張らなくちゃいけないって、誰が決めたのさ。楽しもうね、人生一度きりだから。  最後に、愛してるよ。みっちゃん @v.mm_sewing  そしてBIG HUG 松本くん👍👍👍」4月6日 11時30分 - boojil

Boojilのインスタグラム(boojil) - 4月6日 11時30分


🌸先日、こどもの春休み期間に長野に移住した友達に会いに行った。高校時代から特別な仲のみっちゃん。 @v.mm_sewing

午前中、思い立って電話して「みっちゃん〜、春休みだから泊まりに行ってよかったりする?」

不眠11日目、初めて心療内科に行く途中、わたしのメンタルは動揺していて、多分あと何日か眠れなかったらピンチだったように思う。そんな時、センサーが働いたように、滅多に電話をしてこないみっちゃんが電話をくれたのだった。「いま、すぐに長野に来て!」バスを利用すれば夕方の便で長野までは行けた。薬に頼るより、わたしに頼って、この土地があなたを癒すよって。でもその日は冷静に病院にまずはお世話になり薬を処方いただいて家路についた。

母であるわたしが自分で精一杯になると、こどもたちのケアもなかなか上手にできない。春休みというのに、なんにもプラン立てしてあげられなかったわたしを、みっちゃんはその電話ですぐに迎えることを了承してくれた。

車で3時間ちょっと。東京の無機質なビル群を抜け長野に近づくとちらほら満開の桜の樹が目線の先に見える。透き通った水色の空、途中SAによるだけで、空気の良さに気づく。東京から田舎にくるといつも感じるのは、呼吸することがじわじわとどこかを埋めるように栄養になっていること。

わたしは夫とこどもたちを乗せ、ひとりで運転し彼女の家に到着。すっかりあたりは暗くなりはじめていて、お腹も空き始めた。

みっちゃんはわたしの高校時代からの親友で、この数年で自分が着たい服を作り始めたことをきっかけに、こだわりのリトアリアリネンだけを使用した、一度袖を通したら絶対ファンになる素敵なお洋服を作っている、自慢の友達だ。

ちょうど大阪での展示会前で慌ただしい時期だったはず。それなのに3食丁寧に食事を用意してくれた。長野の松川村に移住して1年。その土地でとれた野菜のうまさに感動した。ちゃちゃっと彼女は美味しい料理をつくる。彩りも綺麗で優しい優しい丁寧なごはんだった。愛が詰まってるごはんは特別美味しい。

みっちゃんの旦那の松本くんは朝から枝広いがてら山にいこぜ。と、わたしたちを散策に連れていってくれた。

「自然に囲まれた場所にいると、歩くたびに聞こえる落ち葉のカサカサという音とか、樹々が風に揺れるサワサワした音、鳥の声、目から耳、身体全体で感じる情報がたくさんある。だからいろんなこと忘れるだろ。心が豊かになるんだよ。余計なことは考えなくて良くなる。」

それは本当だった。人工的に作られた都市の公園は人の数もかなり多い。手付かずの自然に

囲まれる機会をそういえばしばらくとっていなかったように思う。

みっちゃん家に帰り、
相変わらず美味しい食事をいただいて、こどもを風呂に入れ、大人だけで話した。

"「back to the basic」基本に戻って良いグルーブ感じた方向に向かえよ。 過去にこだわるな、今、これからの未来を見て動け。"

精悍な顔つきでわたしに話す彼はなかなか眩しかった。彼も彼で移住前は大きな数字を動かす社長業をしていて、失敗も経験もして全部手放してここまでやってきた。相当な覚悟と勇気、そして希望があるはずだ。

こうして急な頼みにも嫌な顔ひとつせず、なんならに2泊していったらって。全部まとめてこうやって迎え入れてくれる友達がいることが本当にありがたい。

長野は桜が満開で、ただ散歩をしているだけで満ちている自分の内側に気づく。なにもしたくなるなるような感覚もあって、草の上でただ風にそよぐ樹々を眺めていた。

こどもは松ぼっくりや花びらを集めて、おままごとをし始める。わたしにお花でできたらスパゲッティをご馳走してくれた。

落ちていた棒を両手に持って、兄弟で戦いごっこが始まる。

ここには、こどもが大好きな、おもちゃやゲームはない。当たり前なんだけど、なんにもないっていいんだよねって。わかっているんだけど、最近そういう時間がちょっと足りてなかった。

わたしは絵描きで母で妻で女性だし、人間だけど、やっぱり動物なんだよね。

本来いた場所に還る時、嬉しいのはそういう野生の心がまだ自分の真ん中にあるからだと思う。

いろんな価値観に縛られて、しばらくがんじからめになっていたんだろう。母だから、家族だから、こうじゃなくっちゃって、頑張らなくちゃって、ずーっとずーっとやってきたけど、ここにきて学んだな。

頑張らなくちゃいけないって、誰が決めたのさ。楽しもうね、人生一度きりだから。

最後に、愛してるよ。みっちゃん @v.mm_sewing
そしてBIG HUG 松本くん👍👍👍


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